先日のお店での会合のときお客様が美術コンクールに
応募される作品を披露してくださいました。
タイトルは「生きる」だそうです。ものすごい迫力ですね。
漁師が魚を捕まえようと懸命に銛を構える一方、魚も
躍動感たっぷりです。
実はこの作品は現在闘病中の知人を思いながら作られ
たとのこと。作者の真剣な思いが伝わってきます。
私たちは何気ない日常の中暮らしていますが、よくよく
振り返ると、過去にこん場面をくぐり抜けてきているの
かもしれません。
見ているとなにか考えさせられるような作品でした。
その後、ご本人から魚の作品がコンクールで入選をした
との報告を受けました。おめでとうございます。
展覧会(日本板画院主催 第62回板院展)は6月11日
(月曜日)から6月19日(
東京都美術館で開催されているとのことです。